株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月10日

バイデン新政権で米テック大手への逆風強まるか

2020年11月11日

2020年11月7日(米東部時間)に米大統領選の当選が確実と報じられたジョー・バイデン前副大統領が次期大統領になる見通しとなった今、GAFAとも呼ばれる米国の巨大IT(情報技術)企業4社に対する逆風がいっそう強まりそうだ。

米連邦議会下院の司法委員会は20年10月、Google(グーグル)やAmazon.com(アマゾン・ドット・コム)、Facebook(フェイスブック)、Apple(アップル)を対象にした反トラスト法(独占禁止法)調査の報告書をまとめた。

この時点では、「報告書は野党・民主党議員がまとめたもので、法的な拘束力はなく、立法化につながるかどうかは不透明」といわれていた。だが、ロイターはこの報告書について、バイデン政権が誕生すれば、GAFAにとって深刻な問題になると指摘していた。

ロイターによると、バイデン氏はかねて「巨大テクノロジープラットフォームは独占的地位を乱用しており、今の経済集中の状況は民主主義をむしばむ」と述べていた。「反トラスト法に関する今の法執行体制は軟弱」とし、「テクノロジー大手には連邦当局による厳しい監視と調査が必要だ」との考えを持つという。

GAFAに対する民主党のロードマップ

ロイターは、この報告書はGAFAに対する民主党のロードマップだという。民主党が上下両院で過半数議席を獲得し「ねじれ構造」が解消されれば、その意味するところは相当に変わると報じている。

続きを読む
xTECH

本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「バイデン新政権で米テック大手への逆風強まるか」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: Amazon, Apple, GAFA, Google, Meta, Uber, ギグエコノミー, バイデン米大統領, プラットフォーマー, 反トラスト法(独占禁止法), 国家と対峙, 独占的地位乱用, 米民主党

最新の記事

  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)
  • 米IT大手、サウジとAI大型契約締結 トランプ氏歴訪で巨額投資誘致 NVIDIA・AMDがチップ供給、サウジは「AIハブ」目指す動きを活発化(2025年06月04日)
  • アマゾン傘下の自動運転企業がロボタクシーサービス、テスラとの競争激化へ グーグル系に次ぐ2位狙う(2025年06月03日)
  • 米中関税引き下げ、SHEIN・Temuに猶予期間 デミニミス復活なく根本解決には至らず 在庫補充の好機か、ビジネスモデル転換は継続(2025年06月03日)
  • エヌビディア、AI投資で5000億ドル支出へ 異例の規模で経済界に衝撃 米国内生産を強化(2025年06月01日)
  • エヌビディア、AI需要追い風に売上最高更新 対中輸出規制下でも成長持続 データセンター部門9割弱、純利益は伸び鈍化も高水準維持(2025年05月30日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント