株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 会社概要
  • 2026年11月2日

DellとHPの買収合戦が白熱,なぜ3PARが必要とされるのか?

2010年9月3日

米Dellと米Hewlett-Packard(HP)によるストレージベンダー米3PARの買収合戦は、双方が幾度となく買収金額を引き上げる形となり、激しさが増している。

3PARについては、Dellが米国時間2010年8月16日、1株18ドル(総額11億5000万ドル)の価格で買収することで合意していたが、同月23日にHPがそれを上回る1株24ドル(総額16億ドル)を提示、3PARの持つ高いクラウド技術を巡るし烈な戦いが始まった。

Dellはその後、提示額を1株24.30ドルに引き上げたがこれにHPが27ドルで対抗。するとDellも27ドルに引き上げ、今度はHPが30ドルを提示した。これにより8月27日時点のHPによる買収総額は20億ドルとなった。Dellによる買収合意発表前の3PARの株価は10ドル前後。HPの提示額は27日時点でその3倍に達した。米Bloomberg Businessweekの調べによると、この割増額は2001年以降にあった過去1万9036件の競合買収提案の中で最大になるという。

Dellの提示額は、常にHPの提示額に追随する形で積み増しされているが、これには理由がある。Dellと3PARが結んだ合意契約には「マッチングライツ」という条項があるからだ。これは「もしDellの買収額を上回る提案が第三者から出された場合、Dellがその第三者と同条件を3営業日以内に提示すれば、契約は自動的に維持される」というもの。これによりDellはHPの提示額を大きく上回る提示をしなくてもよいというわけだ。このことからDellは長期戦を計画しているのではないかと言われている。

続きを読む
ITpro

本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事「DellとHPの買収合戦が白熱,なぜ3PARが必要とされるのか?」の一部です。全文は、ITproのサイトにてお読みください。

タグ: 3PAR, Dell, Hewlett-Packard(HP), M&A, ストレージベンダー, パソコン

最新の記事

  • 米メタの巨額和解が突きつけるSNS規制の新局面、競合巻き込む「時間制限」と問われる実効性(2026年11月01日)
  • 米巨大ITの7~9月、AIクラウド急伸も収益力で明暗 アルファベット減益で株安、マイクロソフト3割増益 巨額インフラ支出が続く中、手元現金の確保と新事業の成否で格差(2026年10月30日)
  • AIエージェント普及が促す業界標準化、摩擦回避へ米主導で共通規格 「実行」担うCPU需要が急伸、メタは「ネットの玄関口」で巨額投資回収狙う(2026年10月29日)
  • 未成年向けAIの安全モードに突きつけた「落第点」、オープンAIの対話設計と問われる実効性 自傷リスクの見落としと学習支援の抜け穴、法規制の波と「立証責任」を巡るプラットフォームの岐路(2026年10月29日)
  • アマゾンが迫られた「10億ドル」の地域融和策、AIデータセンター建設凍結の波紋 全米100件超すモラトリアムと秘密保持の壁、自治体の強硬規制と中間選挙前の焦燥(2026年10月27日)
  • アップル、ヒューストンで進める供給網の米国回帰 Mac mini生産と先端製造拠点の深層(2026年10月26日)
  • エヌビディアが対オープンAI財務保証を半減、自社リスク抑制へシフト 試されるAIインフラ金融の持続性(2026年10月25日)
  • メタ、売上高最高も営業益37%減 巨額AI投資へ無議決権株新設、ザッカーバーグ氏の支配維持 未成年の安全対策巡る和解金響く フリーキャッシュフロー初のマイナスに(2026年10月23日)

Copyright © 2026 · NewsFront, LLP