ソフトバンク版「iPhone 5」、イー・モバイルのLTEも使える「ダブルLTE」開始

ソフトバンクモバイル版のiPhone 5などで、イー・アクセス（イー・モバイル）のLTE回線が利用可能になる「ダブルLTE」サービスが始まった。周波数帯の異なる2つの回線で安定して通信ができ、KDDI（au）版iPhone 5より便利になるとの観測が広がっている。

ソフトバンクは傘下に収めたイー・モバイルと相互に回線を提供しあう方針（関連記事）。ソフトバンク版iPhone 5は従来LTE回線については2.1GHz帯しか使えなかったが、新たにイー・モバイルの1.7GHz帯でも通信ができるようになり、2.1GHz帯のみのau版iPhone 5より安定性が高まるとの予測がある。

iPhone 5では今後、2つの回線の混雑状況に応じ自動でつながりやすい方を選択できるようになる。他にもソフトバンクのLTEサービス「SoftBank 4G LTE」に対応した第4世代iPadやiPad miniで同様に2つの回線を利用可能だ。