通信キャリア5社が販売するLTE/WiMAXモバイルWi-Fiルーターの通信速度を実測で見ると、下りはソフトバンクモバイルの「ULTRA WiFi 4G」、上りはKDDI(au)の「au 4G LTE」がそれぞれトップとなり、最大手のNTTドコモ「Xi」は意外にも低調。こんな調査結果をICT総研がまとめた。
この調査は2013年1月22日―2月12日の期間に実施した。外出先からモバイルWi-Fiルーターを使ってノートパソコンやタブレットをインターネットに接続する需要は都市部が中心と想定し、全国の政令指定都市に東京都心を加えた21都市168カ所を対象とした。
ソフトバンクのULTRA WiFi 4Gは、下り通信速度の平均が17.27Mbps(グラフ参照)。ダウンロードの速さはWebサイトの閲覧や動画視聴の快適さに直結するが、同サービスは全国21都市すべてで10Mbps以上を記録し、14都市でトップに立った。特に東名阪10都市で強みを見せた。ソフトバンクはICT総研が2012年に実施したスマートフォン向けLTEサービスでも下り通信速度でトップとなっており、安定している。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「[データ] LTEモバイルルーター速度、下りはSB、上りはauがトップ、ドコモは低調」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。