セブン＆アイ、電子書籍サービス開始、公衆Wi-Fiで実店舗とも連携検討

セブン＆アイ・ホールディングス傘下のインターネット通販会社セブンネットショッピングが、電子書籍配信サービスを始めた。無線LANを使った実店舗とのサービス連携も検討している。

凸版印刷子会社ビットウェイが取り扱う電子書籍と専用アプリケーションを導入している。iPhone（アイフォーン）、iPad（アイパッド）、Android（アンドロイド）端末、Windowsパソコンから利用可能。文芸書や漫画を中心に、ビジネス書、実用書など約4万5000作品を購入できる。今後は雑誌のバックナンバーや、独自作品も利用できる見込み。購入後は最大1年間、3台までの端末で何度でも作品をダウンロードできる。

セブンネットショッピングのショッピングサイトと統合しており、従来の商品と同じく購入に応じて電子マネー「nanaco（ナナコ）」のポイントを取得したり、ポイントを使って代金を支払ったりできる。このほかの決済方法はクレジットカードと、ヤフーの決済サービス「Yahoo！ウォレット」。ネットショッピングの配送状況の確認や各作品についての口コミの投稿、お気に入り作品のブックマーク登録も行える。