株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月18日

ネットの脅威、FTPソフトの情報を盗み取るスパイウエアが検出トップ、サイト改ざんの恐れ

2012年2月8日

2012年1月のインターネット脅威状況を見ると、日本ではWebサイトを更新するために使う「FTPクライアント」の情報を盗み取るスパイウエア「TSPY_FAREIT(フェアイット)」の検出数がトップとなった。1月5日に見つかったもので、合計4896台のパソコンやサーバーから検出している。Webサイトの管理に使っているパソコンやサーバーに感染した場合、サイト改ざんの被害に遭う恐れがある。セキュリティソフト大手トレンドマイクロがまとめた。

TSPY_FAREITはWindows XP/2000、Windows Server 2003を搭載したパソコンに感染する。先にパソコン内に侵入したほかのマルウエア(悪意あるソフトウエア)が作成するか、悪意あるWebサイトから誤ってダウンロードすることで入り込む。トレンドマイクロによると、すでに25件の被害報告があるという。ウイルス対策ソフトの最新版を入れれば駆除できる。

被害報告の多さでは、スパイウエア「TSPY_ZBOT(ゼットボット)」が22件とこれに次ぐ。Windows XP/2000、Windows Server 2003が標的。感染するとオンラインバンキングの利用者IDとパスワードを盗むため、金銭被害に遭う恐れがある。配送業者や投信関連会社などを偽ったスパムメールを送りつけ、利用者が添付ファイルをクリックするとパソコンに入り込む。日本語の文面は見つかっていないため、普段英語のメールを受け取らない利用者は、安易に添付ファイルをクリックしないことが重要だ。

続きを読む
デジタル・トゥディ(Digital Today)

本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「ネットの脅威、FTPソフトの情報を盗み取るスパイウエアが検出トップ、サイト改ざんの恐れ」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。

最新の記事

  • 米欧デジタル摩擦、新たな火種―関税・制裁のトランプ威嚇が示す統治思想の衝突 自由か規制か、インターネット空間の秩序めぐる攻防(2025年09月17日)
  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論、検閲強化も確認(2025年09月14日)
  • xAIの「Grok 4」、マスク氏への“忖度”という根源的問題 創業者の見解色濃く反映する傾向(2025年09月14日)
  • 最短60分でiPhoneが届く!? アマゾンのドローン戦略の新局面(2025年09月12日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増(2025年09月12日)
  • メタがグーグルと100億ドル契約 AI覇権争いは合従連衡を繰り返すダイナミック展開へ 広告・AIの宿敵がインフラで協業、「協調と競争」時代に(2025年09月12日)
  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)
  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント