株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月12日

「新型iPad」、部品原価は「iPad 2」より1割高い アップル、コスト増を価格転嫁せず、米社の分析

2012年3月21日

米アップルが16日に発売した新型アイパッド(iPad)をさっそく様々な専門家が分解し、その分析結果を公表した。

その中の1社である米IHSアイサプライによると、新型アイパッドは前モデルのアイパッド2に比べて部品原価が上昇しているが、アップルは販売価格を据え置いており、コストの増加分を価格に転嫁していない。

性能向上で部品原価が上昇

IHSアイサプライによると、LTE方式の高速通信サービスに対応した32GB版アイパッドの部品原価は364.35ドルで、これに製造コストが10.75ドルかかっている。

同モデルの販売価格は729ドルのため、部品はその約50%を占めることになる。

一方で、1年前に同価格で発売したアイパッド2(32GBモデル)の部品原価は335ドル。つまり、アイパッドの部品原価は約9%上昇したことになる。

新型アイパッドは、高解像度化したディスプレイを備え、従来の第3世代(3G)通信に加えLTEにも対応し、バッテリーも大容量化している。こうした性能向上が部品原価を押し上げたとIHSアイサプライは分析している。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「「新型iPad」、部品原価は「iPad 2」より1割高い アップル、コスト増を価格転嫁せず、米社の分析」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple

最新の記事

  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)
  • OpenAIアルトマン氏、AIバブルを警告も、数百兆円規模の投資表明 過熱市場への懸念と未来への確信が交錯(2025年09月09日)
  • ベール脱ぐ「iPhone 17」、インド生産加速 米の対印関税と交錯するサプライチェーン その背景に(2025年09月07日)
  • 米Amazonのワンストップショッピングが完成形へ 「牛乳も家電と同じワンカート」 生鮮品を通常配送網に統合、利便性を武器に年末までに全米2300都市展開(2025年09月05日)
  • AIが広告業界にもたらす「破壊的変革」、大手トップが語る危機感と未来像 問われる技術との向き合い方(2025年09月05日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ ビッグテックの自滅的行為がシリコンバレー文化を侵食 一部の成功者を生む新手法「リバース・アクハイヤー」、革新の土壌劣化へ(2025年09月04日)
  • アマゾン、AIの「嘘」見抜く新手法 ショッピングアシスタントや最先端倉庫ロボに応用 「ニューロシンボリックAI」導入、精度向上・コスト削減両立へ(2025年09月03日)
  • ベール脱ぐ「iPhone 17」、インド生産加速 米の対印関税と交錯するサプライチェーン アップル、米中対立回避の動きも、新たな地政学リスクに直面へ(2025年09月02日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント