米アマゾン・ドット・コムのクラウド部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が、AI分野での劣勢を覆し、有力な競争相手として地盤を固めている。
4月末に発表された2026年1~3月期決算では、AWSの売上高が前年同期比28%増と急加速した。巨額のインフラ投資と自社設計半導体の成果が、企業の「実需」の取り込みにつながっている。
「出遅れ組」評価からの反転
かつてAWSは、AIレースの「出遅れ組」と見なされていた。米マイクロソフトと米オープンAIの強力なアライアンスが市場の注目を集め、競合の急速な成長がAWSを脅かしていたためだ。
米エヌビディア(NVIDIA)製の高性能半導体の配分不足も重なり、一部のアナリストからは厳しい評価を受けていた。
しかし、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、AWSのマット・ガーマンCEO(最高経営責任者)は一貫して冷静な姿勢を保ってきた。

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