米グーグルのクラウド事業「Google Cloud」が、AIブームを追い風に急成長を遂げている。
9月上旬、同事業の責任者が、未計上の契約受注残高(backlog)が1060億ドル(約16兆円)に達し、今後2年間で少なくとも580億ドル(約8.5兆円)の収益増を見込むと発表。
これまで不透明だったAIの具体的な収益化モデルも明らかにした。
検索事業が規制当局からの圧力に直面する中、クラウド事業は持ち株会社Alphabet(アルファベット)の未来を担う新たな成長エンジンとしての重要性を増している。
「AIでどう稼げるのか」への明確な回答
英ロイター通信や米CNBCなどが報じたところによると、9月9日、米サンフランシスコで開催された投資家向けカンファレンスで、Google Cloudのトーマス・クリアンCEO(最高経営責任者)は「我々はAIを使って既に数十億ドルを生み出している」と力強く語った。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Google Cloud、AI収益化を本格化 受注残高16兆円、Alphabetの新たな成長エンジンへ 検索事業に次ぐ収益の柱へ期待、ライバルも顧客に取り込む強かな戦略」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。