株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月2日

生成AI特許出願で中国首位 米国の6倍:国連報告書 3〜5位は韓国・日本・インド、創薬・化学分野に期待

2024年7月12日

国連の世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど公表したリポートで、中国の生成AI(人工知能)分野の特許出願件数が米国の約6倍に上ることが分かった。国別出願件数で中国はトップ。米国がこれに次いだ。企業の上位には中国・騰訊控股(テンセント)や中国・百度(バイドゥ)、米IBMなどが並んだ。

中国3万8200件、米国6300件

WIPOによると、中国は2014年から23年までに3万8210件の生成AI関連特許を出願した。これに対し、米国は6276件だった。WIPO特許分析マネジャーのクリストファー・ハリソン氏は「中国の特許出願は、自動運転から出版、文書管理まで、幅広い分野を網羅している」と記者団に語った(英ロイター通信)。

3位は韓国、4位は日本、5位はインドで、それぞれ4155件、3409件、1350件だった。このうち、インドの出願件数が最も急速に伸びている。  ハリソン氏は、「小売業などで顧客サービスの向上を目的にチャットボットが広く利用されている。一方、生成AIは科学、出版、交通、セキュリティーなど、多くの経済分野を変革する可能性を秘めている」とコメントした。

1〜4位が中国企業・組織

出願件数が上位の企業・組織は、①テンセント、②中国平安保険(Ping An Insurance Group)、③バイドゥ、④中国科学院(Chinese Academy of Science)、⑤IBM、の順。中国は4組織が5位以内に入った。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「生成AI特許出願で中国首位 米国の6倍:国連報告書 3〜5位は韓国・日本・インド、創薬・化学分野に期待」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: 中国, 生成AI(人工知能)

最新の記事

  • xAIの「Grok 4」、回答にマスク氏の見解を色濃く反映する傾向 中立性に新たな火種 「左派的偏向」の修正が裏目、創業者への“忖度”という根源的な問題に(2025年07月31日)
  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論 検閲強化も確認、結果公表で警鐘も(2025年07月30日)
  • アップルCOO交代の深層、「安定」と「変革」で描く次世代への布石 ナンバー2退任の裏側、サプライチェーンとデザインの行方(2025年07月29日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手(2025年07月27日)
  • アルファベット、9Q連続増収増益 AIブームでクラウド好調も年間850億ドルの巨額投資へ 検索・動画広告が収益の柱、サブスクも20%の伸び(2025年07月25日)
  • AIが広告業界にもたらす「破壊的変革」、大手トップが語る危機感と未来像 効率化の裏で消費者が抱く懸念、問われる技術との向き合い方(2025年07月24日)
  • AI時代の「新SEO」に商機 脱“グーグル検索”に賭ける新興企業、チャットボット向け最適化で急成長 サイト訪問が「人」から「機械」へ、新たな潮流(2025年07月23日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か? 専門家警鐘(2025年07月20日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント