株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月28日

Amazon、中国系新興の競合「Temu」「SHEIN」に警戒 米国の若者を中心に利用者急増

2024年3月27日

米アマゾン・ドット・コムが、2つの中国系新興電子商取引(EC)サービスの台頭を警戒していると米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じている。

(1)中国でネット通販「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を展開するPDDホールディングスが手がける越境EC「Temu(ティームー)」と、(2)アパレル越境ECを手がける「SHEIN(シーイン)」である。

利用者急増の新興EC、アマゾンの脅威に

TemuとSHEINはいずれも米国で急速に人気を集めている。Temuは2022年秋に米国でサービスを始めた。米調査会社のセンサータワーの推計によると、Temuはそれ以降若者を中心に利用者を増やしており、米国における月間アクティブユーザー数は、24年1月に5140万人へと増加した。

SHEINの月間アクティブユーザー数は同じ期間に、2090万人から2600万人へと増えた。一方、アマゾンの月間アクティブユーザー数は同期間に6960万人から6700万人へと減少した。

関係者によると、アマゾンではこれまで、米小売り最大手ウォルマートと米ディスカウントストア大手のターゲットを主な競合として扱ってきた。だが最近はTemuとSHEINが社内会議の話題の中心になっている。この2つの新興ECプラットフォームを自社サービスの優位性に対する重大な脅威と捉え、注視しているという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Amazon、中国系新興の競合「Temu」「SHEIN」に警戒 米国の若者を中心に利用者急増」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, 中国

最新の記事

  • 米アマゾン、食品PBで攻勢 5ドル以下の新ブランド投入で節約志向層狙う ECの強み生かす商品戦略、巨大な日用品市場でシェア奪取へ(2025年10月23日)
  • 米、対中ハイテク規制に新たな一手 「抜け穴」封じで子会社も禁輸対象に サプライチェーン混乱の懸念も、AI覇権争い一層激化(2025年10月22日)
  • 「ChatGPT」、決済機能導入の影響 AIが変える商品購買プロセス 7億人の利用者を新たな収益源に、小売業界に懸念も(2025年10月21日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ 新手法「リバース・アクハイヤー」がシリコンバレー文化侵食する事実!(2025年10月19日)
  • トランプ政権、半導体で新方針か 「国産1対輸入1」報道、国内回帰へ次の一手 関税をテコに供給網の再編加速か、業界に走る期待と懸念(2025年10月17日)
  • アマゾン、英国『Fresh』を全店閉鎖 オンライン食料品でシェア拡大へ戦略転換 実店舗事業に見切り、ネット販売へ経営資源を集中(2025年10月16日)
  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント