株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月10日

Apple、Amazon、Meta、いずれも増収増益を達成 好業績の次はAI投資、収益化はいつになるのか

2024年2月6日

米IT(情報技術)大手のアップル、アマゾン・ドット・コム、メタの2023年10~12月期決算は、いずれも増収増益だった。1年前は新型コロナウイルス特需の反動減で、減収や増収率の低下、減益に悩んでいたが、それらを乗り越え好業績につなげた。

3社の売上高と純利益

アップルの売上高は前年同期比2%増の1195億7500万ドル(約17兆5100億円)だった。増減収率はこれまで4四半期連続マイナスで推移しており、5四半期ぶりに増収を確保した。純利益は、同13%増の339億1600万ドル(約4兆9700億円)となり、3四半期連続で増加した。売上高全体の6割弱を占めるスマートフォン「iPhone」が伸びたほか、利益率の高いサービス部門の伸びが奏功し、2四半期連続の2桁増益を達成した。

アマゾンの売上高は、前年同期比14%増の1699億6100万ドル(約24兆8900億円)だった。3四半期連続の2桁増収で、増収率は2022年7~9月期以来、5四半期ぶりの高水準だった。

アマゾンの純利益は106億2400万ドル(約1兆5600億円)で、前年同期の38倍だった。ただし、アマゾンは前年同期に米新興電気自動車リヴィアン・オートモーティブの評価損を計上した影響で純利益が大幅に減少しており、当期純利益の大幅増はその反動によるものだ。本業のもうけを示す営業利益は、同4.8倍の132億900万ドル(約1兆9300億円)で、4四半期連続の営業増益となった。

メタの売上高は、前年同期比25%増の401億1100万ドル(約5兆8700億円)で、4四半期連続の増収となった。増収率は2021年10~12月期以降で最大。前四半期に続き上場以来最高の四半期売上高を達成した。純利益は同3倍の140億1700万ドル(約2兆530億円)だった。1株利益は5.33ドル(前年同期は1.76ドル)で、売上高と共に市場予想を上回った。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Apple、Amazon、Meta、いずれも増収増益を達成 好業績の次はAI投資、収益化はいつになるのか」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, Apple, Meta

最新の記事

  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)
  • 米IT大手、サウジとAI大型契約締結 トランプ氏歴訪で巨額投資誘致 NVIDIA・AMDがチップ供給、サウジは「AIハブ」目指す動きを活発化(2025年06月04日)
  • アマゾン傘下の自動運転企業がロボタクシーサービス、テスラとの競争激化へ グーグル系に次ぐ2位狙う(2025年06月03日)
  • 米中関税引き下げ、SHEIN・Temuに猶予期間 デミニミス復活なく根本解決には至らず 在庫補充の好機か、ビジネスモデル転換は継続(2025年06月03日)
  • エヌビディア、AI投資で5000億ドル支出へ 異例の規模で経済界に衝撃 米国内生産を強化(2025年06月01日)
  • エヌビディア、AI需要追い風に売上最高更新 対中輸出規制下でも成長持続 データセンター部門9割弱、純利益は伸び鈍化も高水準維持(2025年05月30日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント