株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月7日

「リテールメディア」の広告収入、28年にTV超える! アマゾンなど小売大手とメーカー側の双方に好都合の広告媒体

2023年6月15日

小売企業が自社のウェブサイトやアプリなどで展開する広告媒体「リテールメディア」が活況を呈している。その広告収入は2028年にテレビ広告を上回るとみられている。ロイター通信が、英広告会社WPP傘下グループエムのリポートを基に報じた。

リテールメディア急伸、世界広告収入の15.4%に

それによると、リテールメディアの世界広告収入は23年に前年比9.9%増の1257億ドル(約17兆5200億円)に達する見通しだ。リテールメディアはその後も順調に伸び、28年にはテレビの広告収入(コネクテッドテレビ含む=ネット接続して動画配信を利用するテレビ)を上回るという。

23年の世界全広告収入(米国の政治広告を除く)は8745億ドル(約121兆9100億円)になる見通しで、このうちリテールメディアが占める比率は14.4%。この比率は28年に15.4%に拡大するとグループエムは予測している。

現在、広告収入の伸びが最も高い媒体は、デジタル・アウト・オブ・ホーム(デジタル屋外広告、DOOH)で、この後にコネクテッドTV、リテールメディアと続く。しかし、DOOHとコネクテッドTVは市場が小さく、リテールメディアに比べればわずかな規模にすぎない。また、23年は、テレビ広告が前年比1.2%減少、音声媒体が同0.3%増加、印刷媒体が同4.8減少すると、グループエムはみている。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「「リテールメディア」の広告収入、28年にTV超える! アマゾンなど小売大手とメーカー側の双方に好都合の広告媒体」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント