株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月17日

出社せよ!米テック大手で広がる対面勤務命令 在宅勤務の率先者が一転 出社率が人事評価に影響へ

2023年6月14日

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に率先して完全な在宅勤務を導入したのが米テクノロジー大手だった。だが、最近は従業員に出社再開を求める動きが広がっている。それは単なる要請ではなく、「通達(命令)」であることも少なくないという。

グーグル、週3日出社を義務付け

米ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米グーグルはほとんどの従業員に、少なくとも週3日出社するよう義務付けた。2023年6月第1週には、全社メールで、「まもなく、出社率がパフォーマンスレビュー(業績評価)の要素に組み込まれる」と通知した。

今後、継続的に出社しない従業員に対し部署が個別にメールを送り、出社と在宅勤務を組み合わせるハイブリッド勤務への切り替えを検討するよう促す。全社メールには「我々のオフィスは、グーグルのコミュニティーと最もつながることができる場所」とも記してあり、「今後、新規の在宅勤務申請は原則として認めない」とも書かれていたという。

グーグルの広報担当者、ライアン・ラモント氏は、「ハイブリッド勤務は、オフィスで働くことのメリットと、週の一部を自宅で働くことのメリットを組み合わせたものだ」と述べた。「この働き方を始めて1年以上がたち、正式にこのハイブリッドアプローチを導入する」と説明した。

持ち株会社、米アルファベットの労働組合は、「グーグルの従業員は柔軟な勤務形態で働きながら、質の高い仕事をしてきた」と新方針に反対した。組合員であるソフトウエアエンジニアのクリス・シュミット氏は「出社率という曖昧な意味しか持たないものが業績評価に反映されてしまう。私たちのプロフェッショナリズムは一夜にして無視された」と述べた。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「出社せよ!米テック大手で広がる対面勤務命令 在宅勤務の率先者が一転 出社率が人事評価に影響へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

最新の記事

  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)
  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)
  • OpenAIアルトマン氏、AIバブルを警告も、数百兆円規模の投資表明 過熱市場への懸念と未来への確信が交錯(2025年09月09日)
  • ベール脱ぐ「iPhone 17」、インド生産加速 米の対印関税と交錯するサプライチェーン その背景に(2025年09月07日)
  • 米Amazonのワンストップショッピングが完成形へ 「牛乳も家電と同じワンカート」 生鮮品を通常配送網に統合、利便性を武器に年末までに全米2300都市展開(2025年09月05日)
  • AIが広告業界にもたらす「破壊的変革」、大手トップが語る危機感と未来像 問われる技術との向き合い方(2025年09月05日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ ビッグテックの自滅的行為がシリコンバレー文化を侵食 一部の成功者を生む新手法「リバース・アクハイヤー」、革新の土壌劣化へ(2025年09月04日)
  • アマゾン、AIの「嘘」見抜く新手法 ショッピングアシスタントや最先端倉庫ロボに応用 「ニューロシンボリックAI」導入、精度向上・コスト削減両立へ(2025年09月03日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント