株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年5月22日

競争激化の生成AI、グーグルも一般公開開始

2023年3月23日

米グーグルは3月21日、対話人工知能(AI)サービス「Bard(バード)」を米国と英国で一般公開したと発表した。初期の実験という位置付けだが、利用者は生産性を高めたり、アイデアを促進したり、好奇心を刺激したりできると、同社は説明している。

米英以外や非英語圏にも展開へ

米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Bardはウィキペディアなどのウェブサイトから得た情報を使用し、利用者が入力した指示文に答える形で情報を文章で表示する。会話形式で情報を処理し、追加の質問に応じることもできるという。

音声AI「Googleアシスタント」を担当するシシー・シャオ副社長はBardの利用開始ついて具体的なスケジュールは示さなかったものの、待機リストの順番どおりにユーザーを登録していくと述べた。米英以外の国や非英語圏にもサービスを拡大する意向も示した。

Bardは、グーグルが2015年に開発を始めた「language model for dialogue applications(対話アプリケーションの言語モデル)、LaMDA(ラムダ)」と呼ぶAIシステムを活用して開発された。開発者によると、このLaMDAは公開フォーラムやウェブサイトにある1兆5600億語の単語をベースにしているという。

だが、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、グーグルはこれまで対話AIの公開に消極的で、競合企業に遅れを取っていた。なぜなら、同社の稼ぎ頭である検索連動広告に及ぼす影響について検討していたからだという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「競争激化の生成AI、グーグルも一般公開開始」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Google, 生成AI(人工知能)

最新の記事

  • ファーウェイ、NVIDIA対抗の新AI半導体「Ascend 910D」開発 米国の対中規制下で自給目指す 先端半導体自国開発へ活路、米中技術覇権の行方は(2025年05月20日)
  • アマゾン、メタ、グーグル「2050年までに原子力発電能力3倍に」支持声明発表、背景に3つの理由(2025年05月18日)
  • YouTube設立20年、世界席巻 収益トップのメディア企業へ 巨大ITの柱に独禁法リスク 企業価値80兆円、ディズニー超え視野 クリエイター経済圏が基盤(2025年05月16日)
  • トランプ政権、インドに電子商取引市場の完全開放要求 関税ちらつかせ交渉圧力 アマゾンなど米大手への「公平な条件」迫る、インド側は警戒(2025年05月15日)
  • ファーウェイ、新型AI半導体「910C」量産へ 対中輸出規制下でエヌビディア製の代替狙う 米中対立が好機、高性能国産チップ供給(2025年05月14日)
  • アマゾンがねらう“低価格帯の覇権” 新EC「アマゾン・ホール」を世界に拡大(2025年05月13日)
  • 中国スマホ市場、シャオミがアップル抜き首位 政府補助金で明暗、米中摩擦に懸念も iPhoneは9%減、7四半期連続の前年割れ(2025年05月13日)
  • 人間超えるAI、実現はいつ? グーグル・ディープマインドCEO「汎用人工知能は5~10年以内に実現」(2025年05月10日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント