株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月1日

競争激化の生成AI、グーグルも一般公開開始

2023年3月23日

米グーグルは3月21日、対話人工知能(AI)サービス「Bard(バード)」を米国と英国で一般公開したと発表した。初期の実験という位置付けだが、利用者は生産性を高めたり、アイデアを促進したり、好奇心を刺激したりできると、同社は説明している。

米英以外や非英語圏にも展開へ

米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Bardはウィキペディアなどのウェブサイトから得た情報を使用し、利用者が入力した指示文に答える形で情報を文章で表示する。会話形式で情報を処理し、追加の質問に応じることもできるという。

音声AI「Googleアシスタント」を担当するシシー・シャオ副社長はBardの利用開始ついて具体的なスケジュールは示さなかったものの、待機リストの順番どおりにユーザーを登録していくと述べた。米英以外の国や非英語圏にもサービスを拡大する意向も示した。

Bardは、グーグルが2015年に開発を始めた「language model for dialogue applications(対話アプリケーションの言語モデル)、LaMDA(ラムダ)」と呼ぶAIシステムを活用して開発された。開発者によると、このLaMDAは公開フォーラムやウェブサイトにある1兆5600億語の単語をベースにしているという。

だが、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、グーグルはこれまで対話AIの公開に消極的で、競合企業に遅れを取っていた。なぜなら、同社の稼ぎ頭である検索連動広告に及ぼす影響について検討していたからだという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「競争激化の生成AI、グーグルも一般公開開始」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Google, 生成AI(人工知能)

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント