株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月1日

米労働省がAmazonに罰金、労災記録管理違反の疑い

2022年12月20日

米労働省は12月16日、米アマゾン・ドット・コムの6つの倉庫施設で、従業員のけがや病気に関する情報を報告していないことが判明したと明らかにした。

労災データ記録義務を怠った疑い

米労働安全衛生局(OSHA)はサイテーションと呼ばれる「召喚状」を発行した。アマゾンは15営業日以内に2万9008ドル(約395万円)の罰金を支払うか、労働安全衛生審査委員会に異議を申し立てることになる。

OSHAは2022年7月、ニューヨーク州南地区の連邦検事局からの照会を受けて、フロリダ州デルトナやイリノイ州ウォキーガン、ニューヨーク州ニューウィンザーにあるアマゾン倉庫の調査を開始した。22年8月にはコロラド州オーロラ、アイダホ州ナンパ、ニューヨーク州キャッスルトンでも同様の調査を始めた。

OSHAよると、アマゾンのこれらの施設では労働災害データの記録義務を怠っていたという。具体的には、従業員のけがや病気について、記録しない、義務付けられている時間内に記録しない、誤分類する、期限内にOSHAに報告しない、など計14の管理違反があった。OSHAによる調査は現在も進行中だという。

労働安全衛生担当次官補のダグ・パーカー氏は「職場での健康と安全の問題を解決するには、けがと病気の記録を正確かつ透明にする必要がある」とし、「アマゾンのような規模の企業では、多数の労働者に重大な結果をもたらす可能性があり、正しく記録しなければ再発防止策を講じられない」と指摘した。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「米労働省がAmazonに罰金、労災記録管理違反の疑い」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント