株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月19日

iPhone14Pro、600万台生産不足か 中国工場の騒動で

2022年11月30日

台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の中国・鄭州工場(河南省鄭州市)で起きた騒動により、米アップルの新製品「iPhone 14」の上位モデル「14 Pro」と「14 Pro Max」の生産が今年、600万台近く不足する可能性が高い。ブルームバーグ通信などが11月28日に報じた。

600万台の不足は大きな痛手

関係者によると、状況は依然として流動的で、鴻海がいかに早く従業員を製造ラインに戻せるかにかかっている。今後数週間、工場のロックダウンが続けば生産はさらに遅れる可能性がある。書き入れ時の年末商戦前に数千万台のiPhoneを生産する企業にとって、600万台の不足は大きな痛手だという。

鴻海の鄭州工場では、新製品の普及モデル「iPhone 14」「14 Plus」の80%以上を、上位モデル「14 Pro」と「14 Pro Max」の85%を製造する計画とされる。ブルームバーグは2022年11月初旬に、アップルがiPhone 14の年内生産目標を当初計画の9000万台から8700万台に引き下げたと報じていた。普及モデルに対する需要の急速な落ち込みがその主な理由だ。

その一方で、上位モデルの販売は好調だ。アップルは11月6日に声明を出し、14 Proと14 Pro Maxに対する需要は引き続き旺盛だとし、「顧客の手元に届くまでの待ち時間が長くなることが予想される」と説明した。その理由として「中国政府の厳格なゼロコロナ政策により、同国鄭州市にある組立工場で一時的に影響があった」と述べた。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「iPhone14Pro、600万台生産不足か 中国工場の騒動で」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, 中国

最新の記事

  • 米欧デジタル摩擦、新たな火種―関税・制裁のトランプ威嚇が示す統治思想の衝突 自由か規制か、インターネット空間の秩序めぐる攻防(2025年09月17日)
  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論、検閲強化も確認(2025年09月14日)
  • xAIの「Grok 4」、マスク氏への“忖度”という根源的問題 創業者の見解色濃く反映する傾向(2025年09月14日)
  • 最短60分でiPhoneが届く!? アマゾンのドローン戦略の新局面(2025年09月12日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増(2025年09月12日)
  • メタがグーグルと100億ドル契約 AI覇権争いは合従連衡を繰り返すダイナミック展開へ 広告・AIの宿敵がインフラで協業、「協調と競争」時代に(2025年09月12日)
  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)
  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント