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半導体不足でもiPhoneの販売伸びたワケ

2021年11月2日

米アップルが10月28日に発表した2021年7~9月期決算は売上高が前年同期比29%増の833億6000万ドル(約9兆5300億円)、純利益は同62%増の205億5100万ドル(約2兆3500億円)だった。

供給制約による逸失売上高60億ドル

在宅勤務や遠隔学習の広がりでアップル製品への需要は高まっている。売上高の伸び率は21年1~3月期に同54%、同4~6月期には同36%を記録していた。だが、足元は製品供給が制約され、伸びが鈍化した。

米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アップルのルカ・マエストリCFO(最高財務責任者)は決算説明会でその要因について「業界全体の半導体不足と、東南アジアの新型コロナに伴う製造上の混乱」を挙げた。同7~9月期の供給制約による逸失売上高は約60億ドル(約6900億円)となり、同4~6月期の30億ドル(約3400億円)弱から倍増。同10~12月期はさらに悪化するとアップルはみている。

iPhone出荷20%増、シェア3.5ポイント増

こうした中、アップルの主力製品であるスマートフォン「iPhone」の販売は、他のメーカーと比較し好調に推移している。 米調査会社のIDCが10月28日に公表した最新リポートによると、21年7~9月期におけるiPhoneの出荷台数は、前年同期比20.8%増の5040万台だった。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「半導体不足でもiPhoneの販売伸びたワケ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple

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