株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月2日

グーグル親会社、産業用ロボット分野に進出 世界的な問題を技術で解決する「X」から独立

2021年7月27日

米グーグルの持ち株会社である米アルファベットは7月23日、産業用ロボットの制御ソフト会社「Intrinsic(イントリンシック)」を設立したと明らかにした。複雑なロボット作業の設定を人工知能(AI)などを使って、容易に短時間・低コストで行えるようにし、より多くの人々が新たな製品やサービス、事業を開発できるようにするとしている。

CO2排出削減や人手不足問題の解消

新会社のCEO(最高経営責任者)に就任したウェンディ・タン・ホワイト氏が同日、ブログで会社設立の目的を説明した。

同氏は世界経済フォーラムのデータを引用し、現在、世界で販売される7割の製品は、わずか10カ国の企業によって製造されていると指摘。1位の中国が約29%、2位の米国が約17%、3位の日本が約7%といった具合だ。この後にドイツ、韓国、インド、イタリアなどと続いている。

つまりほとんどの製品は、最終消費者がいる国から遠く離れた場所で製造されている。これが物流による二酸化炭素(CO2)排出の増加につながっている。また、多くの国の企業がビジネスチャンスを逃しているという。

同氏は、デロイトトーマツグループのリポートを引用し、米国の製造業は2030年までに210万人の人員不足に陥り、供給が需要に追い付かなくなるとも指摘。産業用ロボットを容易に導入できるようにすることで、これらの問題を解決できると説明している。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「グーグル親会社、産業用ロボット分野に進出 世界的な問題を技術で解決する「X」から独立」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Google, インド

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント