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アマゾンCEO、あの手この手の気候変動対策 今度は私財基金から環境保護NPOに830億円

2020年11月18日

米アマゾン・ドット・コム創業者でCEO(最高経営責任者)のジェフ・ベゾス氏は11月16日、自身の気候変動対策基金からNPOなど16団体に計7億9100万ドル(約830億円)を拠出すると明らかにした。

1兆円超の「ベゾス・アース・ファンド」

米CNBCによると、米環境保護NPOのザ・ネイチャー・コンサーバンシーや自然資源防衛協議会(NRDC)など5団体にそれぞれ1億ドル(約105億円)を、他の11団体にそれぞれ500万~5000万ドル(約5億2000万~52億3000万円)を投資するという。

ベゾス氏は同日、インスタグラムへの投稿で、「数カ月間、各団体の取り組みについて詳しく学んできた。それぞれに革新的、意欲的かつ効果的な取り組みをしている」と述べた。

CNBCによると、今回の投資先の多くは、それぞれの環境対策プロジェクトで資金を活用する。例えば、世界自然保護基金(WWF)は16日、マングローブ林の保護・再生や、海藻由来代替燃料の市場創成に活用すると明らかにした。

ベゾス氏は今年2月、私財を投じて気候変動対策基金「ベゾス・アース・ファンド」を創設すると明らかにしていた。環境問題に取り組む科学者や活動家、非政府組織(NGO)などに100億ドル(約1兆500億円)を拠出するというもの。この時、「気候変動は地球にとって最大の脅威だ」と危機感を示し、「これが及ぼす破壊的影響と闘うために、従来の方法の強化と新たな方法の探索の両面で協力したい」と、意気込みをインスタグラムに書き込んでいた。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンCEO、あの手この手の気候変動対策 今度は私財基金から環境保護NPOに830億円」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

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