株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月6日

グーグル、音楽サブスクで苦戦、利用者数伸び悩む 有料会員は、3位アマゾンの半数にとどまる

2019年5月10日

米グーグルが展開している音楽のサブスクリプション(定額課金)サービスは、ここのところ、新規利用者の獲得に苦戦しており、有料会員数の伸びが止まっていると、米ウォールストリート・ジャーナルや米ザ・バージなどの海外メディアが伝えている。

4カ月間、成長が止まる

グーグルは、昨年(2018年)5月、音楽ストリーミングサービスのブランド再構築を行い、新たに「YouTube Music」を立ち上げた。同社は今でも従来サービス「Google Play Music」を提供しているが、昨年5月から今年3月までの期間、これらを合わせた有料会員の数は約600万人増加し、合計約1600万人となった。

グーグルの広報担当者は、この数字のとおり、有料会員数が過去1年で60%伸びたとし、高い成長性をアピールしている。しかし、グーグルの有料会員は、昨年12月から今年3月までの4カ月間で頭打ちになったと、事情に詳しい関係者は話している。

これに対し、スウェーデンのスポティファイ(Spotify)の有料会員数は1億人。米アップルは同5000万人(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。

また、米アマゾン・ドットコム(楽曲数が限定的なPrime会員向け「Prime Music」を含む)は、3000万人だった。グーグルはアマゾンに次ぐ4位の企業で、会員数はアマゾンの半数程度。スポティファイとアップルは、昨年5月から今年3月までの期間に有料会員を、それぞれ2000万人、1000万人増やしていると、ウォールストリート・ジャーナルは指摘している。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「グーグル、音楽サブスクで苦戦、利用者数伸び悩む 有料会員は、3位アマゾンの半数にとどまる」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon, Google

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント