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アマゾン、第2章の始まり 本社機能2倍化計画、受け入れ先決定

2018年11月15日

事前の報道のとおり、アマゾン・ドットコムは、米シアトルの本社に次ぐ、新たな拠点「第2本社(HQ2)」を、ニューヨーク市と首都ワシントン近郊に置くと発表した。

第2本社の2都市が決定

ニューヨークの拠点は、クイーンズ区のロングアイランドシティーに置く。首都ワシントン近郊の拠点は、バージニア州アーリントンのクリスタルシティーとペンタゴンシティー、そしてポトマックヤードを含む地域に置く。この地域は、今回の第2本社設置を機に、名称を「ナショナル・ランディング」に変更する。アーリントン郡は同日声明を出し、その理由について、近隣に「ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港」があるからだと、説明した。

アマゾンは、来年(2019年)以降、2つの第2本社で、それぞれ約2万5000人を雇用し、合計50億ドル(約5700億円)を投資する。また併せて、テネシー州ナッシュビルのダウンタウンに物流施設を新設することも明らかにした。こちらは「センター・オブ・エクセレンス」と呼ぶ拠点で、フルフィルメント、輸送、サプライチェーンなど業務を行う。ここでは5000人を雇う計画で、来年から雇用を開始する。

アマゾンはこれらの新拠点で、投資や雇用創出などを条件に合計22億ドル(約2500億円)規模の税制優遇を受ける見込みだ。内訳は、ニューヨークが15億2500万ドル、バージニアが5億7300万ドル、ナッシュビルが1億200万ドルだ。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

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タグ: Amazon

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