米ウォールストリート・ジャーナルによると、米グーグルは10億ドル以上を投じ、人工衛星を使ったインターネット接続事業を進める計画だという。
インターネット接続のインフラがなかったり、インフラがあっても高額な料金がかかる発展途上国などに向けてサービスを提供するのが狙いという。
同紙によると、計画の詳細は流動的だが、グーグルはまず180基の小型衛星を打ち上げ、その後数を順次増やしていく予定。
またこのプロジェクトにかかる費用の総額は10億~30億ドルと見られている。費用は最終的なネットワークの規模によって大きく異なり、計画の最終段階で衛星の数が当初計画の2倍になる可能性もあると同紙は報じている。
上空20キロメートルを飛ぶ気球や無人機
一方でグーグルは昨年6月から「プロジェクト・ルーン(Project Loon)」と呼ぶ、気球を利用したインターネット接続環境構築の研究を進めている。
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