米アマゾン(Amazon.com)が、自社の巨大な物流ネットワークをあらゆる企業に開放する「アマゾン・サプライチェーン・サービス(Amazon Supply Chain Services:ASCS)」を発表してから3カ月が経過した。2026年5月の発表は、同社が長年追求してきた「自社用インフラの外部提供」という成長戦略の集大成として、業界内で静かに、着実に浸透しつつある。
サプライチェーンを垂直統合する「ASCS」
ASCSは、原材料の調達から商品の保管、顧客への配送までのサプライチェーン全体を、単一のネットワークで請け負う統合ソリューションだ。アマゾンの物流サービスは従来、同社のECサイトに出品する事業者向けの「フルフィルメント・バイ・アマゾン(Fulfillment by Amazon:FBA)」が中心だった。これに対し、ASCSはアマゾンへの出品の有無を問わず利用できる。
サービスは、海上・航空・陸上を網羅する輸送網「フレイト」、在庫配置を最適化する「フルフィルメント」、週7日の配送を行う「小包配送」の3本柱で構成される。すでに米プロクター・アンド・ギャンブル(The Procter & Gamble Company:P&G)や米スリーエム(3M)などが利用しており、導入企業はヘルスケア、自動車、製造業など幅広い業種に広がっている。

本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンの次なる野望は「物流版AWS」! 最強の配送網をすべての企業に開放する真のねらい」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。
