株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月18日

地方部の配送網と全米の拠点整備に190億ドル投資! アマゾンが仕掛ける物流戦略とは

2025年7月17日

米アマゾン(Amazon.com)は、物流ネットワークの強化を軸に、大型投資策を相次いで打ち出している。1つは、米国の地方部における配送網拡充に向けた40億ドル(約6000億円)超の投資計画。もう1つは、それを補完するかたちで全国80カ所におよぶ物流施設を新設する、総額150億ドル(約2兆2000億円)規模の拠点拡張構想である。いずれも2026年末にかけて段階的に展開される見通しで、同社の競争力強化に向けた戦略的布石といえる。

※1ドル=145円で換算

「逆張り戦略」で地方部の配送網を3倍に拡大!

アマゾンがまず注力するのは、これまで十分に対応しきれていなかった米国の地方部である。近年、競合他社が採算性の低さを理由に撤退しつつあるなか、あえてこの市場に踏み込む「逆張り戦略」をとる。26年末までに40億ドル(約6000億円)超を投じ、地方部向け配送ネットワークを現在の3倍規模に拡大する計画だ。

この投資では、新たに200以上のデリバリーステーション(宅配ステーション)を設置。年間10億個以上の追加配送を可能にし、平均配達時間の半減をめざす。都市部と比較して遅れがちだった配送体制を刷新することで、「プライム」会員が地方でも迅速なサービスを享受できるようにする。

続きを読む
ダイヤモンド・チェーンストアオンライン

本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「地方部の配送網と全米の拠点整備に190億ドル投資! アマゾンが仕掛ける物流戦略とは」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • アマゾン、導入ロボット100万台 物流現場で、AIで革新、人間との協働が新たな段階へ 生成AIで効率1割向上、従業員は高度業務へ転換(2025年07月17日)
  • 地方部の配送網と全米の拠点整備に190億ドル投資! アマゾンが仕掛ける物流戦略とは(2025年07月17日)
  • テスラが無人運転で描く未来、技術革新で販売不振の打開狙う 逆風下の次世代戦略、配車・共有サービスで活路探る(2025年07月16日)
  • 「エージェントAI」、期待先行で4割頓挫も 米ガートナー警鐘、真の価値見極めがカギ 過剰な宣伝に惑わされず、正しい活用で新たな成長機会を(2025年07月15日)
  • SHEIN・Temuに猶予期間、米中関税引き下げもデミニミス復活なく根本解決には至らず(2025年07月13日)
  • 米アマゾン、地方へ「当日配送」拡大 新たに4000カ所、都市部との格差埋める 40億ドル超投資、AIで需要予測 ウォルマートなどに対抗、物流勢力図に変化も(2025年07月11日)
  • テスラ、ロボタクシーついに始動―自動運転の未来占う試金石、期待と課題が交錯 EV事業の次なる柱へ、市場からは期待と懐疑の声(2025年07月10日)
  • アマゾン傘下ズークス、ロボタクシー量産へ新工場稼働 年内ラスベガス商用化でウェイモ追撃 運転席のない独自車両で市場参入、未来の移動体験を現実に(2025年07月09日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント