中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が、AI(人工知能)向け半導体の最新・最高性能モデル「昇騰(Ascend)910D」を開発し、近くテストを開始することが分かった。米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)のハイエンド製品に対抗し、…
YouTube設立20年、世界席巻:収益トップのメディア企業へ ディズニー超え視野も独禁法リスク
動画共有サイトYouTube(ユーチューブ)は先ごろ、設立から20年を迎えた。個人が日常を記録した短い動画投稿から始まったサービスは、今や音楽、ニュース、エンターテインメントなどあらゆるコンテンツを網羅する世界的なメディア巨大企業へと進化…
グーグル系ウェイモ、ロボタクシー加速でアリゾナ生産倍増、トヨタと提携検討も 配車累計1000万件超
米グーグル系自動運転開発会社のウェイモが、自動運転車を使ったタクシー(ロボタクシー)事業の拡大を加速させている。カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルと共同運営する米南西部アリゾナ州の工場で生産能力を2026年末までに倍増する計…
台湾、ファーウェイとSMICを輸出規制リストに追加―米国と歩調、先端技術の流出阻止へ 米中の技術覇権争い激化、半導体供給網に新たな火種か
台湾当局は6月中旬、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)と中国半導体ファウンドリー(受託製造)最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)を、事実上の禁輸対象となる輸出管理リストに追加した。
米国のAI半導体輸出規制、中国の国産化を加速させる皮肉 巨大な「保護市場」を生む結果に ファーウェイ軸に供給網構築急ぐも、製造能力に壁
米政府が安全保障を理由に強化する先端AI半導体の対中輸出規制が、中国のAI開発に打撃を与えている。しかしその一方で、中国内に外国勢が参入できない巨大な「保護市場」を生み出すという皮肉な状況も招いている。
NVIDIA、欧州の「AI主権」全面支援 独仏英で拠点強化、Perplexityと提携 産業用AIクラウドや検索知能で新展開、域内企業のデジタル化を加速
米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)は先頃、欧州におけるAI開発を強力に推進する新たな戦略を発表した。AI検索の米新興パープレキシティ(Perplexity)との提携や、ドイツでの産業向けAIクラウド構築などを通じて、欧州の「AI主権」確立を後押しする。
グーグルのAI検索、米報道機関に衝撃 トラフィック激減で事業モデル転換模索 「回答」で完結、サイト訪問不要に 各社は「読者と直接」に活路
米グーグルが本格導入したAI検索機能が、米国のニュースサイトを揺るがしている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたところによると、ユーザーが検索ページ内で直接回答を得られるようになった結果、ニュースサイトへのアクセス(トラフィック)が激減。
ファーウェイCEO「チップは米国に1世代遅れ」 性能不足を連携技術で補う 米国の規制強化を牽制、巨額投資で独自エコシステム構築急ぐ
中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者、任正非(レン・ジェンフェイ)CEO(最高経営責任者)は6月10日、自社の半導体技術について「米国の同業企業に1世代遅れている」との認識を初めて公式に示した。中国国営メディアとのインタビューで明らかにしたもので、英フィナンシャル・タイムズ(FT)や英ロイター通信などが報じた。
アマゾン「アレクサ」再起への正念場、元MS幹部がAIで事業再建へ 有料版「Alexa+」で収益化目指す、進化なき10年に終止符か
米アマゾン・ドット・コムは、10年にわたり進化が停滞し、巨額の赤字事業と化していた音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」の抜本的な事業再建に乗り出した。陣頭指揮を執るのは、元米マイクロソフト製品開発責任者のパノス・パネイ氏。
アマゾンのAI活用、次の段階は自律型「エージェンティックAI」 倉庫・配送を高度化、専門組織も新設 荷運びから道案内まで、輸送効率向上・環境負荷低減
米アマゾン・ドット・コムは6月上旬、AI技術の導入において新たな段階に入ると発表した。自律的に複雑なタスクを処理できる「エージェンティックAI(agentic AI)」を中核技術と位置づけ、研究開発部門内に専門グループを新設。