中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が、最新AI(人工知能)半導体の量産をまもなく始めることが分かった。米エヌビディア(NVIDIA)製GPU(画像処理半導体)対抗の「昇騰(Ascend)910C」を2025年1〜3月に量産開始す…
2025年の半導体市場15%成長 2nm技術や先端封止技術 AIと高性能コンピューティングがけん引
米調査会社のIDCによると、世界の半導体市場は2025年に15%超成長する見通しだ。AI(人工知能)とHPC(高性能コンピューティング)への世界的な需要が引き続き増加することが要因だ。クラウドデータセンターから特定産業の主要アプリケーショ…
スマホの平均価格、2025年は5%上昇 要因は生成AI 買い替えサイクル長期化で高価格帯機種の販売促進
香港の調査会社カウンターポイントリサーチによると、世界のスマートフォン平均販売価格(ASP)は、2024年に前年比3%増の365米ドル(約5万7000円)に達し、2025年はさらに5%上昇する見通しだ。スマホの価格は複数の要因が絡み合い、…
電力爆食の米国データセンター、今後3年で需要3倍 要因はAIサーバー導入急拡大 高性能半導体や強力冷却は必須
米エネルギー省(DoE)が所管するローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)の報告書によると、米国のデータセンターの電力需要は、今後3年間でほぼ3倍に増加し、同国電力の最大12%を消費する可能性がある。データセンター業界が人工知能(AI…
生成AIスマホ、28年までに3.8万円以上の機種で9割に ハードウエア競争からパーソナル化競争に
香港の調査会社カウンターポイントリサーチはこのほど、2028年までに生成AI(人工知能)搭載スマートフォンの世界出荷台数が7億3000万台を超え、2024年における推定出荷台数の3倍超になるとの予測を発表した。2028年までに、価格が25…
毎年登場の新iPhoneは1つのモデルが必ず落ちこぼれ アップルの「4モデル戦略」は今後成功するのか
ここ数年、米アップルが毎年新製品を投入するiPhoneシリーズのうち、1つのモデルだけが売れ行きが芳しくない状況が続いている。それは中間価格帯に位置するモデルだ。iPhoneシリーズのラインアップは近年、「iPhone」「同Plus」「同…
アマゾン、中国系対抗の格安ECに関税課される恐れ Temu・SHEINと同様の都度輸入方式
米アマゾン・ドット・コムはこのほど、格安オンラインストアを米国の電子商取引(EC)サイト内に開設した。中国などの国外の物流施設から米国の消費者に直接、商品を発送できる仕組みを構築した。米国で急速に人気を集める2つの中国系新興ECサービスに…
台湾、アマゾンの衛星通信「Kuiper」導入検討中 有事の際の通信インフラ、マスク氏の「Starlink」を除外
台湾当局が、米アマゾン・ドット・コムの衛星通信サービス「Kuiper(カイパー)」の導入を検討していると、英フィナンシャル・タイムズ(FT)や英ロイター通信などが報じた。中国による軍事侵攻のリスクが高まっていると懸念し、携帯電話とインター…
米国、新たな対中規制検討 東南アジア・中東も対象 ますます強化される輸出規制も中国は高度半導体技術で進歩
米政府が、中国を対象にした新たな半導体輸出規制を検討していることが分かった。これまでは先端半導体の中国などの「懸念国」への直接的な輸出を規制していたが、今後はこれらの国と取引のある東南アジアや中東などの国々にも規制対象を広げる。これにより…
アップル、折りたたみiPhone計画 2026年に発売か デザイン大幅刷新で成長回復へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこのほど、米アップルが折りたたみ式電子機器の市場投入を計画していると報じた。長年にわたり漸進的なアップデートしかしてこなかった同社は、デザインを刷新し、事業成長の回復を狙っているという。関係者…