宇宙開発大手の米スペースXが6月中旬、AIプログラミングツールを開発する米新興カーソル(正式社名:Anysphere)を600億ドル(約9兆7500億円)で買収することで合意した(米証券取引委員会〈SEC〉への臨時報告書「FORM8-K」)。
本取引は全額を株式交換方式で行う。新規株式公開(IPO)後の高い株式価値を背景とし、上場からわずか4日後に合意した大型買収となる。
自社AI事業の競争力を高め、先行する競合他社を追撃する狙いがある。
企業向け市場での出遅れ解消が急務
スペースXは今年2月、AI新興のxAIを吸収合併した。
しかし、自社で保有するAIモデル「Grok(グロック)」の用途は個人利用が中心であり、収益性が高い法人向け市場での出遅れが長年の課題となっていた。

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