米国の食品市場に、米アマゾン(Amazon.com)が新たな一手を打った。牛乳から精肉、スナックまで約1000品目を5ドル以下で揃えた新たな食品プライベートブランド(PB)「アマゾン・グロサリー(Amazon Grocery)」を打ち出したのだ。アマゾンはウォルマート(Walmart )やコストコ・ホールセール(Costco Wholesale)の牙城にどう挑もうとしているのか。
PB人気を追い風に、競合と真っ向勝負
26年に入り、米国の小売市場は依然としてインフレの動向と消費者の価格志向を注視する状況が続いている。そうした中、あらためて注目されるのが、アマゾンが25年秋に実行した一連の食品戦略である。
同年10月上旬、アマゾンは新たな食品PB「アマゾン・グロサリー」を立ち上げた。これは、従来の「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」と「ハッピー・ベリー(Happy Belly)」という2つのPBを単一ブランドに統合・再構築したもので、牛乳、精肉、野菜などの生鮮食品からスナック、製菓材料まで1000品目以上を揃える。

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