半導体大手エヌビディア(NVIDIA)の2026会計年度第1四半期(2025年2~4月期)決算は、売上高が前年同期比69%増の440億6200万ドル(約6兆4200億円)となり、四半期として初めて400億ドルの大台を超え、8四半期連続で過去最高を更新した。
AI(人工知能)向け半導体の需要が引き続き旺盛で、データセンター部門が全体の9割弱を占めるなど、AI市場の急拡大を背景とした同社の独走ぶりがあらためて示された。 一方、純利益は同26%増の187億7500万ドル(約2兆7400億円)と高水準を維持したものの、8四半期ぶりに過去最高益の更新はならなかった。
米政府による対中輸出規制に関連する45億ドルの在庫評価損を計上したことが影響した。
ただ、同社の株価は、好調な業績と今後の見通しを受けて、決算発表後の時間外取引で5%以上上昇した。
AI半導体が牽引、データセンター部門9割に迫る
好調な決算を牽引したのは、AIの計算処理に不可欠なGPU(画像処理半導体)などを手がけるデータセンター部門だ。

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