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アマゾン、中国系対抗の格安ECをグローバル展開 2025年後半に欧州で 本拠地の米国では関税免除措置「デミニミス・ルール」見直し

2025年3月13日

米アマゾン・ドット・コムが、超低価格商品を扱うオンラインストア「Amazon Haul(アマゾン・ホール)」のグローバル展開を目指している。2025年後半には欧州での展開を予定しており、その後はメキシコなどにも拡大するようだ。

20ドル以下の商品に特化、モバイルで展開

アマゾンはHaulを2024年11月に米国で始めた。衣料品、化粧品、雑貨など、20ドル(約3000円)以下の低価格商品に特化したオンラインストアで、アマゾンのモバイルアプリとモバイルサイトを通じてのみ提供している。中国のサプライヤーから商品を調達し、幅広い品ぞろえと低価格を実現している。

これらの戦略は、中国発の電子商取引(EC)サービス「Temu(テム)」や「SHEIN(シーイン)」が得意とする手法であるが、アマゾンも積極的に展開する。これら世界中で勢いを増す競合に対抗し、低価格帯のEC市場で存在感を高める狙いだ。

インフルエンサー活用や広告で収益力向上

アマゾンはHaulの収益力向上にも力を注ぐ。米CNBCによれば、同社はインフルエンサーと提携したストアフロントを開設したり、検索結果ページなどに広告主の商品広告(スポンサープロダクト広告)を表示したりすることで、広告収入を増やしていく。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、中国系対抗の格安ECをグローバル展開 2025年後半に欧州で 本拠地の米国では関税免除措置「デミニミス・ルール」見直し」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, 中国

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