株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月17日

中国がNVIDIAを標的に、狙いは米新政権との交渉土台 中国流の独禁法違反で半導体の世界最大手を調査

2024年12月20日

中国政府が米半導体大手のエヌビディア(NVIDIA)について、独占禁止法違反の疑いで調査を開始した。その1週間前、バイデン米政権は対中半導体規制の強化版を発表しており、これに対抗する狙いがあるとの見方が出ている。

中国当局の調査、内容詳細不明

中国の独占禁止法当局である国家市場監督管理総局(SAMR)は、エヌビディアが2020年にイスラエルのネットワーク企業「メラノックス・テクノロジーズ」を買収する際、中国当局が課した承認条件に、エヌビディアが違反した疑いがあるとしている。

ただ、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などの米メディアによると、中国当局は、エヌビディアが具体的にどのような違反行為を行った可能性があるのか、なぜ承認から長い時間が経ってから問題を提起したのか、理由を説明しなかった。20年の合意では、エヌビディアは6年後に条件の解除を申請できるとされていた。

中国の独禁当局は、たとえ中国との関係が薄い取引であっても、世界的な企業合併に影響を及ぼすことができる、過去には、米インテルによる50億米ドル超(当時の為替で約6200億円)のイスラエル・タワーセミコンダクター買収計画を、合併審査を利用して阻止したこともある。

エヌビディアの広報担当者は今回の中国当局の動きに対し、「顧客はどの企業の半導体を使用するかを自由に選択でき、当社は製品の実力で勝利を収めている」と反論した。「規制当局が当社の事業について質問があれば、喜んでお答えする」とした。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「中国がNVIDIAを標的に、狙いは米新政権との交渉土台 中国流の独禁法違反で半導体の世界最大手を調査」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: NVIDIA, 中国

最新の記事

  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)
  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)
  • OpenAIアルトマン氏、AIバブルを警告も、数百兆円規模の投資表明 過熱市場への懸念と未来への確信が交錯(2025年09月09日)
  • ベール脱ぐ「iPhone 17」、インド生産加速 米の対印関税と交錯するサプライチェーン その背景に(2025年09月07日)
  • 米Amazonのワンストップショッピングが完成形へ 「牛乳も家電と同じワンカート」 生鮮品を通常配送網に統合、利便性を武器に年末までに全米2300都市展開(2025年09月05日)
  • AIが広告業界にもたらす「破壊的変革」、大手トップが語る危機感と未来像 問われる技術との向き合い方(2025年09月05日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ ビッグテックの自滅的行為がシリコンバレー文化を侵食 一部の成功者を生む新手法「リバース・アクハイヤー」、革新の土壌劣化へ(2025年09月04日)
  • アマゾン、AIの「嘘」見抜く新手法 ショッピングアシスタントや最先端倉庫ロボに応用 「ニューロシンボリックAI」導入、精度向上・コスト削減両立へ(2025年09月03日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント