株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月10日

アマゾンの改良版Alexa、米新興AnthropicのAI採用へ 高度ホームオートメーション・ハブで収益化目指す

2024年9月12日

米アマゾン・ドット・コムが開発中の新型音声アシスタントには、同社が出資する米新興企業、アンソロピック(Anthropic)のAI(人工知能)モデルが採用される見通しだ。アマゾンは自前のAIモデルを開発しているが、期待通りの成果を得られていない。アンソロピックの技術を用いて収益化につなげる考えだ。

有料版Alexa、一度の呼びかけで会話継続進行

英ロイター通信などが報じた。アマゾンは現在、音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」の新版を開発している。ロイター通信は2024年6月、アマゾンが複雑な質問や指示に対応できる高性能AIソフトウエアを搭載した上位版を導入し、これに月5~10ドル(約700~1400円)超の料金を設定する計画だと報じていた。アマゾンはこれら上位版を「Remarkable Alexa(非凡なアレクサ)」と名付けている。

現行の無料版サービスはアマゾン社内で「Classic Alexa(標準的アレクサ)」と呼ばれており、こちらにもAI搭載する。ただし、この下位版は無料のまま提供される予定だという。

関係者によると、有料版Alexaは、会話が継続進行するように設計されている。一連の会話の中で、以前の質問や回答を覚えており、それらに基づき新たな回答を生成する。つまり、会話中に「アレクサ」と何度も呼ぶ必要がなくなり、よりパーソナライズされた対応が期待できる。

加えて、利用者は、旅行に持っていく服に関するアドバイスや、ニュース記事などの情報収集を依頼することができる。食事を注文したり、電子メールを作成したりといった、より複雑なリクエストを一度の指示で実行できるとされる。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンの改良版Alexa、米新興AnthropicのAI採用へ 高度ホームオートメーション・ハブで収益化目指す」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • ベール脱ぐ「iPhone 17」、インド生産加速 米の対印関税と交錯するサプライチェーン その背景に(2025年09月07日)
  • 米Amazonのワンストップショッピングが完成形へ 「牛乳も家電と同じワンカート」 生鮮品を通常配送網に統合、利便性を武器に年末までに全米2300都市展開(2025年09月05日)
  • AIが広告業界にもたらす「破壊的変革」、大手トップが語る危機感と未来像 問われる技術との向き合い方(2025年09月05日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ ビッグテックの自滅的行為がシリコンバレー文化を侵食 一部の成功者を生む新手法「リバース・アクハイヤー」、革新の土壌劣化へ(2025年09月04日)
  • アマゾン、AIの「嘘」見抜く新手法 ショッピングアシスタントや最先端倉庫ロボに応用 「ニューロシンボリックAI」導入、精度向上・コスト削減両立へ(2025年09月03日)
  • ベール脱ぐ「iPhone 17」、インド生産加速 米の対印関税と交錯するサプライチェーン アップル、米中対立回避の動きも、新たな地政学リスクに直面へ(2025年09月02日)
  • 脱”グーグル検索”に賭ける新興企業、チャットボット向け最適化で急成長AI時代の「新SEO」に商機(2025年08月31日)
  • NVIDIA、売上高・純利益過去最高も成長鈍化懸念で株価下落 中国向け販売に先行き不透明感 データセンター事業の伸び悩みと地政学リスクが重荷に(2025年08月29日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント