株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月27日

Apple、Amazon、Meta、いずれも増収増益を達成 好業績の次はAI投資、収益化はいつになるのか

2024年2月6日

米IT(情報技術)大手のアップル、アマゾン・ドット・コム、メタの2023年10~12月期決算は、いずれも増収増益だった。1年前は新型コロナウイルス特需の反動減で、減収や増収率の低下、減益に悩んでいたが、それらを乗り越え好業績につなげた。

3社の売上高と純利益

アップルの売上高は前年同期比2%増の1195億7500万ドル(約17兆5100億円)だった。増減収率はこれまで4四半期連続マイナスで推移しており、5四半期ぶりに増収を確保した。純利益は、同13%増の339億1600万ドル(約4兆9700億円)となり、3四半期連続で増加した。売上高全体の6割弱を占めるスマートフォン「iPhone」が伸びたほか、利益率の高いサービス部門の伸びが奏功し、2四半期連続の2桁増益を達成した。

アマゾンの売上高は、前年同期比14%増の1699億6100万ドル(約24兆8900億円)だった。3四半期連続の2桁増収で、増収率は2022年7~9月期以来、5四半期ぶりの高水準だった。

アマゾンの純利益は106億2400万ドル(約1兆5600億円)で、前年同期の38倍だった。ただし、アマゾンは前年同期に米新興電気自動車リヴィアン・オートモーティブの評価損を計上した影響で純利益が大幅に減少しており、当期純利益の大幅増はその反動によるものだ。本業のもうけを示す営業利益は、同4.8倍の132億900万ドル(約1兆9300億円)で、4四半期連続の営業増益となった。

メタの売上高は、前年同期比25%増の401億1100万ドル(約5兆8700億円)で、4四半期連続の増収となった。増収率は2021年10~12月期以降で最大。前四半期に続き上場以来最高の四半期売上高を達成した。純利益は同3倍の140億1700万ドル(約2兆530億円)だった。1株利益は5.33ドル(前年同期は1.76ドル)で、売上高と共に市場予想を上回った。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Apple、Amazon、Meta、いずれも増収増益を達成 好業績の次はAI投資、収益化はいつになるのか」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, Apple, Meta

最新の記事

  • AI時代の「新SEO」に商機 脱“グーグル検索”に賭ける新興企業、チャットボット向け最適化で急成長 サイト訪問が「人」から「機械」へ、新たな潮流(2025年07月23日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か? 専門家警鐘(2025年07月20日)
  • AI人材戦争、メタが号砲 「超知能」へ巨額報酬で獲得攻勢 ザッカーバーグ氏主導で頭脳集め、新部門設立で覇権狙う(2025年07月18日)
  • アマゾン、導入ロボット100万台 物流現場で、AIで革新、人間との協働が新たな段階へ 生成AIで効率1割向上、従業員は高度業務へ転換(2025年07月17日)
  • 地方部の配送網と全米の拠点整備に190億ドル投資! アマゾンが仕掛ける物流戦略とは(2025年07月17日)
  • テスラが無人運転で描く未来、技術革新で販売不振の打開狙う 逆風下の次世代戦略、配車・共有サービスで活路探る(2025年07月16日)
  • 「エージェントAI」、期待先行で4割頓挫も 米ガートナー警鐘、真の価値見極めがカギ 過剰な宣伝に惑わされず、正しい活用で新たな成長機会を(2025年07月15日)
  • SHEIN・Temuに猶予期間、米中関税引き下げもデミニミス復活なく根本解決には至らず(2025年07月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント