株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月25日

ChatGPTへのアクセス、初の減少 新規性薄れたか? グーグルの懸念、杞憂に終わる可能性

2023年7月11日

米オープンAIが運営する対話型AI(人工知能)サービス「Chat(チャット)GPT」の月間アクセスが、2022年11月のサービス開始後初めて減少に転じたと、ロイター通信が報じた。

ChatGPTトラフィック9.7%減

イスラエルのウェブアクセス分析企業、シミラーウェブ(Similarweb)によると、23年6月におけるChatGPTウェブサイトへの世界トラフィック(デスクトップおよびモバイル)は、前月に比べ9.7%減少した。ユニークビジター数は同5.7%減少、サイト滞在時間も同8.5%減少した。

シミラーウェブのシニアインサイツマネジャー、デービッド・カー氏は、トラフィックの減少はAIチャットボットの新規性が薄れつつあることを示していると指摘する。一方、RBCキャピタルマーケッツのアナリスト、リシ・ジャルリア氏は、リアルタイム情報(最新情報)を持つ生成AIに対する需要の高まりを示していると、分析している。

ChatGPTは文章作成やプログラミングコード生成といった用途で、日常のタスクにおける爆発的ブームとなり、サービス開始からわずか2カ月で月間アクティブユーザー数が1億人に達した。これは史上最も急成長した消費者向けアプリケーションであり、現在は月間ビジター数が15億人以上に上り、世界のトップ20ウェブサイトの1つになっている。

トラフィックは米マイクロソフトの検索エンジン「Bing(ビング)」を大きく上回っている。過去数カ月間では、米グーグルがAIチャットボット「Bard(バード)」を公開するなど、いくつかの競合サービスが登場した。マイクロソフトのBingもオープンAIの技術を導入したAIチャットボットを無料で提供している。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「ChatGPTへのアクセス、初の減少 新規性薄れたか? グーグルの懸念、杞憂に終わる可能性」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Google, 生成AI(人工知能)

最新の記事

  • 米アマゾン、食品PBで攻勢 5ドル以下の新ブランド投入で節約志向層狙う ECの強み生かす商品戦略、巨大な日用品市場でシェア奪取へ(2025年10月23日)
  • 米、対中ハイテク規制に新たな一手 「抜け穴」封じで子会社も禁輸対象に サプライチェーン混乱の懸念も、AI覇権争い一層激化(2025年10月22日)
  • 「ChatGPT」、決済機能導入の影響 AIが変える商品購買プロセス 7億人の利用者を新たな収益源に、小売業界に懸念も(2025年10月21日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ 新手法「リバース・アクハイヤー」がシリコンバレー文化侵食する事実!(2025年10月19日)
  • トランプ政権、半導体で新方針か 「国産1対輸入1」報道、国内回帰へ次の一手 関税をテコに供給網の再編加速か、業界に走る期待と懸念(2025年10月17日)
  • アマゾン、英国『Fresh』を全店閉鎖 オンライン食料品でシェア拡大へ戦略転換 実店舗事業に見切り、ネット販売へ経営資源を集中(2025年10月16日)
  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント