オフィスの「ピークシフト」節電に注目、富士通もノートPC向けソフト公開

電力消費が集中する時間帯に節電を行う「ピークシフト」に向けた動きが進むなか、富士通もノートパソコン向けに専用ソフトを公開した。無料でダウンロードし、「LIFEBOOK（ライフブック）」「CELSIUS（セルシアス）」シリーズの一部で利用できる。

設定した時間に合わせて、ノートパソコンの電源をACアダプターから内蔵バッテリーに自動で切り替えられるピークシフト設定が行えるほか、パソコンに搭載した節電、省電力関連の機能をメニューから簡単に呼び出せる。

ピークシフト設定は、初期状態では7月1日から9月30日までの期間、毎日13時―16時をバッテリー優先で稼働する。バッテリーがなくなるとACアダプターを使うが、充電はしない。またこれを除く10時―17時の時間帯はACアダプターで稼働するが、バッテリーは充電しない。これらの設定は自由にカスタマイズが可能だ。