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アップル、世界最大の音楽市場で快挙となった理由 Apple Musicの会員数、米国で競合のスポティファイを初めて抜く

2019年4月11日

スウェーデンのスポティファイ(Spotify)が、欧州の数カ国で音楽のストリーミング配信サービスを始めたのは、2008年10月。同社が世界最大の音楽市場である米国に進出したのは2011年7月。それ以来、同社サービスの会員数は右肩上がりで伸び続けている。

そして、米アップルが同様の音楽ストリーミング配信サービス「Apple Music」を始めたのは、2015年6月。こちらもその後、会員数が右肩上がりで増え続けている。ただ、スポティファイの世界有料会員数は9600万人で、アップルの世界会員数は約5000万人。アップルは、依然、スポティファイの後塵を拝している(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。

アップル2800万人、スポティファイ2600万人

しかし、米ウォールストリート・ジャーナルによると、Apple Musicの米国会員数がこのほど、スポティファイの有料会員数を上回った。

アップル、スポティファイはともに、地域別の会員数を公表していない。しかし、今年(2019年)2月に、Apple Musicの米国会員数が2800万人となり、スポティファイの2600万人を上回ったことが、事情に詳しい関係者の話で分かったと、同紙は伝えている。

それによると、Apple Musicは毎月、2.6~3%増のペースで会員数を増やしている。これに対しスポティファイの増加ペースは、同1.5~2%。なお、スポティファイには、広告付きの無料版サービスがあり、そちらの会員数を含めると、Apple Musicを上回る。Apple Musicには無料のキャンペーン期間やトライアル期間はあるものの、無料サービスはない。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップル、世界最大の音楽市場で快挙となった理由 Apple Musicの会員数、米国で競合のスポティファイを初めて抜く」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple

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