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アップル、「Siri」のAI機能強化が2026年にずれ込む見通し 目玉機能の開発難航

2025年5月5日

米アップルは先ごろ、音声アシスタント「Siri」のAI(人工知能)機能の強化が2026年にずれ込むとの見通しを明らかにした。アプリ連携や個人情報の活用など、次世代Siriの目玉機能の開発が難航しているようだ。

Siri開発の遅れ、競争力低下に

アップルは2024年6月に開催した開発者向け年次イベント(WWDC24)で、生成AIをスマートフォン「iPhone」などの主力製品に導入する「Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)」を発表した。Siriの機能強化もその一環で、ユーザーの状況に応じた応答や、アプリ内での操作などを2025年内に実現するはずだった。

しかし英フィナンシャル・タイムズ(FT)や米CNBCなどによると、「オンスクリーン認識」など主要な機能の導入が延期されることになった。例えば、メッセージスレッド内の住所をSiriが識別し、要求に応じてユーザーの「連絡先(アドレス帳)」アプリに追加するといった機能。もう1つ導入が延期されたのは、Siriがアプリ間でアクションを実行するというもの。複数のアプリを操作し、スケジュール計画の作成を支援するといった機能である。

米テック大手の間では、AIによる音声ベース・エージェント機能の開発・展開競争が激化している。米アマゾン・ドット・コムは2月下旬、生成AIに対応した音声アシスタント「Alexa+(アレクサ・プラス)」を発表した。米グーグルの生成AI「Gemini」は韓国サムスン電子の最新スマホ製品ラインに統合されている。生成AIブームのきっかけとなった米オープンAIは、チャットボット(対話型AI)「Chat(チャット)GPT」で独自の音声機能を展開している。

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本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「アップル、「Siri」のAI機能強化が2026年にずれ込む見通し 目玉機能の開発難航」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。

タグ: Apple

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