産業能率大学は、2012年度入社の男女514人を対象に実施した新入社員の意識調査の結果を発表した。それによると、将来管理職に就きたいと考える女性新入社員が増えていることが分かった。
回答者全員に将来の進路を尋ねたところ、管理職として部下を動かし、部門の業績向上に関して指揮を執る「管理職志向」を挙げた人は48.1%で、過去最高の前年度と同率となった。役職には就かず、担当業務のエキスパートとして成果を上げる「専門職志向」を挙げた人は41.7%で、依然4割を超えているものの、過去最低の水準となった。
男女別では、男性新入社員の管理職志向は56.8%で、過去最高だった前年度より0.1ポイント減少した。一方女性の管理職志向は28.7%と、前年度の23.1%から5.6ポイント増え、過去最高を記録した。

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