日本気象協会が発表した2012年春の桜(ソメイヨシノ)の第1回開花予想によると、全国的に平年より遅いか平年並みになる見込み。広い範囲で春先にかけて気温が低くなる傾向のため、多くの場所で開花が遅れるという。3月24日ごろ高知市と宮崎市で開花し、桜前線は九州・四国から北上を開始する。
東京では、昨年の晩秋に気温が上がり、冬から春先までの気温が平年より低いと予想されることから、桜の花芽の休眠が不十分なことに加え、生長の遅れに影響し、平年より開花が遅いところが多くなる。東北地方と北海道など冷涼な地域は、晩秋から冬の気温が花芽に与える影響は小さく、開花は概ね平年並みになることが予想される。
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