日本通信販売協会(JADMA)は実店舗の書籍販売(リアル書店)とオンラインの書籍販売(ネット書店)の利用実態に関する調査結果を発表した。10歳代—60歳代の男女1000人に過去1年間で書籍購入に利用したことがあるチャネルを聞いたところ、「リアル書店」が73.7%で最も多く、「ネット書店(電子書籍を除く)」が44.8%で続いた。「コンビニ・売店」は13.2%、「ネット通販(電子書籍)」は11.5%だった。
年代別で見てみると、40歳代はリアル書店(67.7%)とネット書店(57.7%)の利用差が10ポイントと最も少なかった。シニア層へのネット書店浸透は比較的広がっており、60歳代のネット書店利用率(39.6%)は10歳代(36%)と20歳代(38.9%)を上回る。10歳代、20歳代、30歳代の若い年代の方が40歳代以降より両書店の利用率に開きがあった。
書籍ジャンル別に購入時に利用したチャネルを分析したところ、リアル書店を利用する率が高いジャンルは1位から「ライトノベル」「小説/ノンフィクション」「雑誌」となった。ネット書店のトップ3は「コミックス」「趣味の本」「小説/ノンフィクション」だった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「書店の利用、リアルとネットの使い分けは?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。