株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 会社概要
  • 2026年10月1日

「LinuxはUNIXの海賊版」と主張するSCOの3つの弱点

2003年8月22日

 米The SCO Groupが主張する「Linux知的財産権侵害問題」が業界で波紋を広げている。同社は今年3月,同社のUNIXソース・コードがLinuxカーネルに不当にコピーされたとして米IBMを訴えた。「LinuxはUNIXの海賊版」などとし,Linuxを商用利用している企業ユーザー,約1500社に対し警告文を送りつけた(掲載記事)。そして7月,こうした企業に対し知的財産のライセンス料を請求していく意向を正式表明,8月5日にライセンス料を発表し,料金徴収を始めた。

 これに対し,これまで静観し続けてきた米Red Hatが8月4日にSCO社を訴えた(関連記事)。2日後の6日にはIBM社もSCO社を提訴した(関連記事)。「SCO社の行為は不正な詐欺行為」(Red Hat社),「SCO社はLinuxが同社の独自技術とは主張できない」(IBM社)と反論,SCO社に対する徹底抗戦を宣言した。

 渦中のSCO社とは,ユタ州に本社を置く,従業員300人程度の会社である。最近発表した四半期決算でもその売上高はわずか2010万ドル(2003年5~7月期),IBM社の216億ドル(2003年4~6月期)とは比べものにならない小さな規模。Linux市場においても,そのシェアはわずか数パーセント程度と言われ,Red Hat社には遠く及ばない(関連記事)。そんな小さな会社がこうした大手を相手に訴訟合戦を繰り広げている。SCO社は勝訴の決め手があると言っているが,その信ぴょう性はよく分からない。そもそもこの係争で同社が問題にしているソース・コードの権利についても,米Novellとの間で決着がついていない。今回は同社の成り立ちや,これまでの経緯を振り返りながら,これら疑問について探ってみたい。

続きを読む
xTECH

本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「「LinuxはUNIXの海賊版」と主張するSCOの3つの弱点」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: IBM, Linux, Red Hat, Santa Cruz Operation, The SCO Group, UNIX

最新の記事

  • AI「雇用喪失論」の真相、7月データが示す「協働の現実」と「採用再開への舵切り」(2026年09月22日)
  • 米技術圏に迫る中国製オープンソースAIの波、高価格・規制リスクへの自衛策として広がる採用(2026年09月21日)
  • 米国製AI半導体の対中迂回輸出を遮断、NVIDIAがアジア顧客半減 管理された依存の深層(2026年09月20日)
  • 米地裁が退けたグーグル広告事業の分割、司法が直面する現実主義と法執行の境界線 AIシフトと市場変容の狭間で、公正な競争と技術革新の調和を模索(2026年09月18日)
  • 米FTCがアマゾン提訴、「広告価格操作の疑惑」と「AI推進による顧客への恩恵」が衝突 プロセスの透明性か利用者の実利か、プラットフォームを巡る思想の乖離(2026年09月17日)
  • 米メタの巨額和解が突きつけるSNS規制の新局面、競合巻き込む「時間制限」と問われる実効性 訴訟主導のルール形成に潜む参入障壁、問われるプライバシー保護と安全格差(2026年09月16日)
  • グーグル系ウェイモの「垂直統合」と「欧州展開」が示す自動運転の次章 車載AIチップの自社開発とドイツ・ミュンヘン進出から読み解く背景と課題(2026年09月15日)
  • ジョブズ氏の「熱核戦争」再び、アップル対オープンAI訴訟にみる「ポストスマホ」の覇権争い(2026年09月13日)

Copyright © 2026 · NewsFront, LLP