株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 会社概要
  • 2026年9月30日

ビル・ゲイツが第2の人生を賭ける巨大財団の実態

2006年7月14日

 2年後の7月をめどにMicrosoftの日常業務から退くと発表したWilliam H. Gates III(Bill Gates)氏。チーフ・ソフトウエア・アーキテクトの役職はすでにRay Ozzie氏に譲っており,会長職は2008年8月以降も続けるものの,非常勤の相談役としての地位に退く。事実上の現役引退である。そのGates氏が今後専念するのが,同氏の慈善財団「Bill & Melinda Gates Foundation」(ビル アンド メリンダ ゲイツ財団)である(写真1)。今回は,本コラムでこれまであまり取り上げなかったこの財団についてレポートする。Gates氏が50代前半という若さで現役を退き,第2の人生の活動拠点として力を注ぐその財団とは,いかなるものなのだろうか。

世界2位の資産家が4兆円を寄付

 Gates氏引退の衝撃もまだ続く6月25日,米国の投資会社Berkshire Hathawayの会長で,Gates氏に次ぐ世界2位の資産家といわれるWarren Buffett氏が,自らの資産の85%を複数の慈善財団に寄付し,その大半をGates氏の財団に回すと発表した。これは歴史上類を見ない規模の寄付で,金額にして約370億ドル(4兆円超)にもなる。当然のごとく大きな話題となり,Buffett氏はFORTUNE誌の表紙を飾ったり(CNNの記事),Gates氏,Melinda夫人とともにテレビ出演するなど脚光を浴びた(Google Videoの映像)。

 Bill & Melinda Gates Foundation(以下,Gates財団)の資産残高は現在292億ドル(3兆円超)。2005年には総額13億6000万ドルの助成金を出すなど,慈善財団では米国最大の規模。Buffett氏からの寄付を単純に加算すると,600億ドル(約7兆円)という,とてつもない額になる。これに伴い,来年以降,財団の助成金を2倍に増やす予定だ。その額は,UNICEF(国連児童基金)が集める寄付金の年間総額27億6200万ドルに匹敵することになる。

続きを読む
xTECH

本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「ビル・ゲイツが第2の人生を賭ける巨大財団の実態」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: Bill & Melinda Gates Foundation, Microsoft, ビル アンド メリンダ ゲイツ財団, ビル・ゲイツ, 現役引退

最新の記事

  • AI「雇用喪失論」の真相、7月データが示す「協働の現実」と「採用再開への舵切り」(2026年09月22日)
  • 米技術圏に迫る中国製オープンソースAIの波、高価格・規制リスクへの自衛策として広がる採用(2026年09月21日)
  • 米国製AI半導体の対中迂回輸出を遮断、NVIDIAがアジア顧客半減 管理された依存の深層(2026年09月20日)
  • 米地裁が退けたグーグル広告事業の分割、司法が直面する現実主義と法執行の境界線 AIシフトと市場変容の狭間で、公正な競争と技術革新の調和を模索(2026年09月18日)
  • 米FTCがアマゾン提訴、「広告価格操作の疑惑」と「AI推進による顧客への恩恵」が衝突 プロセスの透明性か利用者の実利か、プラットフォームを巡る思想の乖離(2026年09月17日)
  • 米メタの巨額和解が突きつけるSNS規制の新局面、競合巻き込む「時間制限」と問われる実効性 訴訟主導のルール形成に潜む参入障壁、問われるプライバシー保護と安全格差(2026年09月16日)
  • グーグル系ウェイモの「垂直統合」と「欧州展開」が示す自動運転の次章 車載AIチップの自社開発とドイツ・ミュンヘン進出から読み解く背景と課題(2026年09月15日)
  • ジョブズ氏の「熱核戦争」再び、アップル対オープンAI訴訟にみる「ポストスマホ」の覇権争い(2026年09月13日)

Copyright © 2026 · NewsFront, LLP