2011年度は、国内で携帯電話からかけた音声通話の合計時間と回数が、初めて前年度を下回った。こんな調査結果を総務省がまとめた。スマートフォンが広まり、TwitterやFacebookといったテキスト主体の交流が増え、LINEやSkypeといったデータ通信を使って通話をするVoIPサービスが普及したことも一因と見られる。
このことは、総務省が毎年まとめる「通信量からみた我が国の通信利用状況」で明らかになった。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス(イー・モバイル)など国内の主要な通信事業者を対象に調査を実施した結果だ。
2011年度は、携帯電話からの音声通話時間が合計22億7200万時間で、前年度を1.8%下回った。1992年度に携帯電話を調査対象にして以来、右肩上がりで増大を続けてきたが、ここへ来て初めて減少した(グラフ参照)。携帯電話からの通話回数も前年度を0.7%下回る591億7000万回。こちらも初の減少だ。

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