話題は尽きないスマートフォンだが、実際はどこまで普及しているのか? 2012年前半を対象にした複数の調査結果から見えてくるのは、携帯電話利用者全体の2割弱―3割弱という数値と、iOSに対するAndroidの優勢だ。
すでに携帯電話キャリアは「ガラケー」とも言われる従来の携帯電話から、スマートフォンへの移行を明確にしている。例えば2012年4―6月に業界1位のNTTドコモが販売した携帯電話のうち48%がスマートフォンとなっており、2位のKDDI(au)に至ってはこの割合が61%となっている。しかし一方で、利用者側はどの程度スマートフォンを使っているのか、複数の調査会社の発表を見てみよう。
国内調査会社などの発表を時系列順に追ってみると、MM総研が2012年3月に発表したインターネット調査の結果では、同月末で日本のスマートフォン契約数は2522万件となっており、携帯電話契約全体の1億1232万件のうち23%を占めた。この比率は徐々に拡大し2015年3月にはスマートフォンが過半数、2017年3月には67%に達するとMM総研は見ている。OSシェアについては2011年12月末時点でAndroidが58%、iOSの37%を大きく上回っているという。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「【週末版】結局スマホはどこまで広まっている? 各社の普及率調査のまとめ」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。