紀伊國屋書店の電子書籍配信サービス「紀伊國屋書店BookWebPlus」は、電子書籍の新国際標準で小説などを縦書き表示できるEPUB 3に対応した。2012年7月下旬より同形式の電子書籍の受入れを開始、8月中には順次販売を開始する予定。
紀伊國屋書店BookWebPlusで販売するEPUB 3形式の作品は、電子書籍リーダーアプリケーション「Kinoppy」で閲覧できる。米AppleのiOS端末向け「Kinoppy for iOS」、米GoogleのAndroid端末向け「Kinoppy for Android」、米MicrosoftのWindowsパソコン向け「Kinoppy for PC」のいずれも対応する。ただし各版でEPUB 3対応を行う更新の時期は多少前後する可能性があるとしている。
EPUB 3は日本語の縦書きやルビを表示できることなどが特徴。電子書籍の国際標準化団体「International Digital Publishing Forum(IDPF)」が2011年10月に正式勧告した。紀伊國屋書店では提携するアプリ開発会社インフォシティとともに試験対応を進め、2011年から検証してきた。
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