富士フイルムは、スマートフォンの画面サイズに合わせて文書を自動改行し、レイアウトを再構築して読みやすく表示する技術「GT-Layout(ジーティーレイアウト)」を開発した。この技術でオンラインストレージ「Dropbox」に保存した文書を閲覧するアプリケーション「GT-Document Lite for Dropbox Ver.1.2」も無料公開している。
通常スマートフォンで文書を読む際、画面に文書を表示するとレイアウトが崩れ、正確に表示できない場合がある。また端末に文書を保存するため、端末紛失時に情報の漏えいリスクがある。さらに快適に文字が読めるサイズまで拡大すると、画面上に文書の一部しか表示できず、上下左右へ画面をスクロールしながら読まなくてはならい。
GT-Document Lite for Dropbox Ver.1.2では、Dropboxに保存した文書を富士フイルムのサーバー上でJPEG画像に変換し、それを高速で圧縮してスマートフォン上で表示するため、レイアウト崩れがない。データをサーバー上に保存するため、端末紛失時の情報漏えいリスクも抑えられる。これに加え画像に変換した文書の段落構造や文字の並びを解析し、文書を拡大、縮小するつど自動改行するため、画面を左右へスクロールせずに読める。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「スマホ画面に合わせ文書を改行、レイアウトを再構築し読みやすく表示する「GT-Layout」アプリ、富士フイルム」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。