テレビ番組の著作権保護や有料放送の契約者認証に使われる「B-CASカード」が解析され、改ざんにより有料放送を無料で不正視聴できてしまう恐れが出てきた問題で、有料放送大手のスカパーJSATホールディングスとWOWOWが意見を公表した。不正視聴には法的措置を検討しているという。
ソーシャルメディア上では以前からB-CASカードの暗号化方式をはじめとしたセキュリティ上の問題が指摘され、何らかの対策を講じるべきという意見があった。最近になって自由にB-CASカード内の情報を書き換える方法が明らかになり、改ざんカードによる不正視聴の懸念を訴える声が高まっている。
スカパーJSATでも、ネット上の掲示板(BBS)などで有料放送の不正視聴につながる改ざん方法や実際の改ざん行為について、継続して投稿があることを認識しているという。B-CASカードの所有権者であるビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS社)からも報告を受けており、同社にも厳正な対応を要請している。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「改ざんB-CASカードの不正視聴には「法的措置も検討」、スカパーJSATやWOWOW」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。