SNS大手が運営するソーシャルゲームの仕組みが一部違法に当たり、消費者庁が行政処分も視野に入れているとの報道により、グリーとディー・エヌ・エーの株価は2012年5月7日にストップ安となった。ただし消費者庁自体は処分についてまだ明確な見解を表明していない。
焦点となっているのは、ソーシャルゲームで架空のアイテム(品物)を一定の種類そろえると希少なアイテムが入手できる「コンプリートガチャ」という仕組み。アイテムは1回数百円で購入できるが、その種類は無作為に選ぶことになり、何が入手できるか分からないため、一定の種類そろえるために繰り返し買う人が多くなるとの指摘がある。
新聞報道などによると、消費者庁はこの仕組みが景品表示法で規制している懸賞に当たるとして、取りやめを要請し、応じない場合は行政処分を検討する方針だという。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「グリー・DeNA株価ストップ安、「コンプガチャ規制」消費者庁の見解は不明も報道が先行」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。