米Microsoft(MS)の教育機関向けクラウドサービス「Windows Live@edu」を導入している北海道の私立大学、札幌学院大学で大規模な障害が発生した。学生や職員のアカウントが一時消滅し、Webメール、オンラインストレージ、インスタントメッセンジャー(IM)が利用できなくなった。過去に送受信したメールや保存していた文書などもすべて閲覧できなくなったという。
障害はまず2012年4月6日に、主に札幌学院大の経営学部在学生1000人のアカウントに異常が起き、クラウドサービスが利用できなくなったことから始まった。9日には残る在学生、卒業生、職員のアカウントにも同様の事態が発生した。
札幌学院大では「***@e.sgu.ac.jp」というアカウントで、Webメール「Hotmail」やオンラインストレージ「SkyDrive」、IM「Windows Live Messenger」を利用できた。ところが障害発生以降、Hotmailではメールを受信できず、パソコンのメールクライアントなどに保存していたものを除き、過去に送受信したメールも確認できない。さらにSkyDriveに保存していた文書も閲覧できず、Messengerにもログインできなくなった。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「MSのクラウドで惨事、1000人単位でアカウント一時消滅、メールもストレージも利用不能に、札幌学院大」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。